堅物男子と甘い恋
そう思ってキョロキョロあたりを見渡すと、三人で固まってる女子たちがいた。
あそこのグループはいつも3人で一緒だった。
あー、だから誰が私と組むか揉めてるのか。
2人組だからだれかひとりは溢れてしまう。
そうだよね、誰も私と組みたくないよね…
ズーンと落ち込んでると3人の女子はジャンケンをし始めた。
どうやら負けた人が私と組むことになるらしい。
するとジャンケンが終わったのか、喜ぶふたりと、悲鳴をあげるひとりの女子。
「えーー!まじかよ、最悪…」