堅物男子と甘い恋
「でも…少し露出が多いよな。そのワンピース。」
耳元で囁かれて顔が熱くなる。
「み、ミニですからね…仕方ないです。」
私がそう答えると先輩はふと思い出したように口を開く。
「そういえば、今日親御さんいないんだっけ?」
「そうですね、帰りは夜になるかと…って、きゃっ!」
ーーバフッ
ベッドに押し倒される。
「ええと、先輩?」
「映画行く予定だったけど変更。今日はゆっくり2人で過ごそうぜ。」
そ、それってお家デートってこと?
「ま、待って…」
「待てない。」
「んっ…」
そう言って先輩は私に強引なキスを落としたのだった。