恋文参考書
主文
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さて、今回改まった手紙を用意したのは、君に告げたいことがあるからです。
思えば君と出会った頃、俺はひどいことをたくさん言ったと思います。
子どもだったせいで、きっと君を数えきれないほど傷つけたでしょう。
本当にごめん。
だけどこれだけは言わせて欲しい。
俺は、君が好きです。
ぶれない自分を持っている強いところも、周りをよく見ている瞳も、優しすぎて弱いところも。
言葉にできないくらい、好きだ。
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