君にさよなら
「よし!準備OK・・・亜紀待たせたなぁ」



「うん!悠樹いこ!」


これが私達の毎日だった、


悠樹は毎朝 亜紀を迎えにきてくれていた


それから学校まで30分かかる道のりを


文句1つ言わないで亜紀を悠樹の自転車の



後ろにのせて連れて行ってくれた悠樹、、、


亜紀は、そんな悠樹の優しさを当たり前って



思っていたんだ。



「悠樹~~~す、好き~~」


「なんだよ亜紀!急にそんなこと言われたら


心臓止まってしまうだろ!」



えへへっ、、、



亜紀は悠樹の背中にしがみついた



悠樹の背中は、がっちりしてて、居心地が良くて



なにより温かかった。



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