青いココロ
「信用なんて、できなくなったら何のために生きるんだか。

信じられる奴がいないなんて、それ書いた奴はよっぽど淋しいんだな。」


淋しい…ねぇ。


やっぱりそこに至るわけだ。


「それと、始めっから疑うなんて、信じてもらう価値ねぇな。」



信じてもらう価値?



「疑うしかない奴に信用なんてできねぇだろ?」



まぁ、確かに。

………意外と考えてるんじゃん、この人。



「これでもいろいろ苦労してるからなぁ…」



でも、、、まだバイト君してるよね。



「………。俺の価値がわかる奴なんか、なかなかいねぇしな!」


あ、落ちてるんだ。全部



「・・・・。」



き…気にしてるとこでした?
すみません…


「俺も、同じように淋しいやつなんだよなぁぁ……(泣)」



って、、泣いちゃったよ…どうしよ、この人;




俺は聞こえない程度に溜息をついた。







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