愛をください
小さな頃から
おとなしかったあたしは
なんだかんだ親から
心配されていた
でもいつも心は淋しかった
姉は小さなあたしに
やきもちを焼いたくらいだった
大きくなるにつれて
姉はだんだん非行にはしった
髪を染めたり
ピアスを開けたり
あたしはなにもいえず
姉は父から怒られ
暴力をふるわれて
そんな姉をかばう
母も父から暴力をうけていた
あたしは怖くて
震えることしかできなかった
それから姉は母に相談したり
母も姉を心配するようになった
あたしは心に穴があいたように
淋しかった