好きになれとは言ってない
あ、もう、小宮さん勝手にメンバー入りしちゃってる、と思っていると、雅美が、
「新海課長、小宮さん、小堺さん、大葉さんじゃない?」
と朝子のランキングにケチをつけ始めた。
「あら、なに言ってんの」
と近くの扉が開き、亜紀が現れる。
「小宮さん、大葉さん、小堺さん、新海課長よ」
「それ、軽い人ランキングじゃないですか?」
と言った優樹菜に、じゃあ、新海課長が入ってるのおかしいし、と思ったが、言わなかった。
「違うわ。
声かけたら、愛想良く対応してくれそうなイケメンランキングよ。
こっちを振り向かないイケメンより、顔はまあまあでも、ちやほやしてくれる方が楽しいじゃない。
というわけで、新海課長は本当はランク外よっ」
ええっ!?
「幾らイケメンでいい身体してても、既に人のモノという時点で問題外なのよっ、遥!」
と亜紀がこちらを指差す。
「わわ、私、本当に関係ありませんからっ」
「新海課長、小宮さん、小堺さん、大葉さんじゃない?」
と朝子のランキングにケチをつけ始めた。
「あら、なに言ってんの」
と近くの扉が開き、亜紀が現れる。
「小宮さん、大葉さん、小堺さん、新海課長よ」
「それ、軽い人ランキングじゃないですか?」
と言った優樹菜に、じゃあ、新海課長が入ってるのおかしいし、と思ったが、言わなかった。
「違うわ。
声かけたら、愛想良く対応してくれそうなイケメンランキングよ。
こっちを振り向かないイケメンより、顔はまあまあでも、ちやほやしてくれる方が楽しいじゃない。
というわけで、新海課長は本当はランク外よっ」
ええっ!?
「幾らイケメンでいい身体してても、既に人のモノという時点で問題外なのよっ、遥!」
と亜紀がこちらを指差す。
「わわ、私、本当に関係ありませんからっ」