少女は仮面をつける
1章
「…いやな夢」
朝から最悪…一番見たくない夢
学校に行きたくなくなるよ
「学校に行く準備…しないと」
基本朝は食べないし
ん?親?何それおいしいの?
…ごめん。冷たいジョークは要らないよね
はぁ…制服に着替えるだけでも億劫だな
今日はズル休み…は止めとこ
後々めんどくさい
とりあえず私は学校に行く準備する
教科書…使い物にならないから要らないし。
まぁ、財布と筆記用具だけで良いよね
元栓と明りがついてないか確かめ
家から出て、鍵を閉めたか確かめて学校に向かう
そろそろ、始めるか
ただの嫌われ少女の役
偽りの仮面を…