少女は仮面をつける


「何故だ?」
「面倒だからに決まってるでしょ?」
「……」

 

分かる理事長で良かったよ
分からなかったら、また説明とかイヤだし
したくもない


「理事長…調べるのはご自由ですが、何も出てこないと思うから」
「……」
「私はこれで失礼します…絶対に話さないで下さいね」



私は理事長室から出た
ん~、だるかった
でも、まぁ…面白い事になりそうな気がするから良いか


とりあえず、教室に向かおうかな


向かう最中に女子の馬鹿高い声が聞こえた
…どうやら、お出ましのようね

全国NO,1の族…黒羽が。


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