きっと、最初で最後の恋

✱ 好きな人はすぐ側に











………… 4月 …………










カーテン越しの暖かな日差しが

とある少女の部屋を

キラキラと輝かせ

朝をお知らせしていた。





とある少女はその日差しが

眩しいのか布団を顔まで持ち上げ

せっかくの暖かな日差しを

自らシャットダウンした。





鳥の鳴き声とともに

携帯のアラームまでもが

そんな少女に朝を知らせた。





だが、少女は布団から顔を出さない。















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