きっと、最初で最後の恋
ふいに部屋の扉が開いた。
中に入って来たのは男だ。
気崩した制服姿に
耳にはピアス
髪の毛は...........金色。
日差しによりキラキラ輝いていた。
見るからに今どきというか
明らかにチャラい。
だが、こう見えてこの少年
恋愛経験ゼロ の 正真正銘 童貞 だ。
くっきりした二重に
茶色の丸い瞳が少女のくるまった
布団をジッと見つめ静止した。
と思いきや白い歯を覗かせ笑った。