先輩!小説の主人公になってください!
伊織side
やっばい!ヘッドホンを部室に忘れてきちゃった!!
部室、誰かいるのかな‥。
私は来た道を急いで戻っていた。
部室の前まで来て、ノックもなしに私は入った。
すると中では大和先輩と柊人先輩が2人でイヤホンをシェアして音楽を聞いていた。
その光景に思わず‥
「し‥失礼しました‥。」
と言って扉をしめてしまった。
扉を閉めてから‥
‥えっ?あの2人てそういう関係だったの?
仲、よさそうだなと思ってたけどまさか‥
いや、あの2人に限ってそんなことは‥
ガチャッ 扉が開いた。
「‥あ‥あのさ、俺と柊人先輩はそんな関係じゃないからね。たまたま、音楽聞いてただけだから‥。‥変な妄想しないでね?」
扉が開き中から大和先輩が恥ずかしそうに出てきた。
「あっ‥、ごめんなさい!やっぱり、違いますよね。」
「違うよー。まぁ、あの光景は勘違いしちゃうよね‥。‥てことで、お疲れさま。俺、帰るな。‥ヘッドホン、机に置いてあるから。じゃあ。」
そう言うと、大和先輩は逃げるように帰っていった。
「お疲れさまでした!」
そう言って、部室に目を戻すと中には柊人先輩がいた。
すると柊人先輩と目があった。
ドキッ
私は思わず目をそらしてしまった。
やばい‥。2人きりだ‥。緊張する‥。
そう思ってると柊人先輩が話しかけてきた。
「ねぇ、杉内さん‥イヤホンて持ってる?」
「‥‥えっ?い‥イヤホンですか?も‥持ってますよ。」
私はかばんからイヤホンを出そうとした。
「じゃあ、一緒に聞かない?」
バサッ!!!
その言葉を聞いた瞬間、イヤホンと一緒に中に入っていたノートも落ちてしまった。
‥先輩、今なんと?
「俺と聞くの嫌かな?」
先輩が優しい顔で微笑んでくる。
「い‥嫌じゃないです!!!私なんかが一緒に聞いてもいいんでしょうか!?」
「いいよ。‥一緒に聞こう。」
そう言って柊人先輩はイヤホンを受け取った。
‥なんか、いつもより目が輝いているような‥。
私はそんなことを思いつつ柊人先輩とイヤホンをシェアした。
「‥俺、イヤホン使うの初めてなんだ。」
意外なことを先輩は言った。
「そうなんですか!?‥私はずっと使ってるのかと思ってました‥。」
それで、イヤホンを‥
私は納得してしまった。
「後でさ、そのヘッドホンも使っていいかな?」
柊人先輩はヘッドホンを指さした。
「いいですよ!遠慮なく使ってください!」
「ありがとう。」
そう言ったきり会話がなくなってしまった。
私はさっきからずっと心臓がドキドキしていた。
‥この音、先輩には聞こえてないよね。落ち着け‥落ち着け私!
すると柊人先輩が口を開いた。
「‥‥書いてもいいよ。」
「‥‥‥‥えっ?」
一瞬、何のことを言われたかわからなかった。
やっばい!ヘッドホンを部室に忘れてきちゃった!!
部室、誰かいるのかな‥。
私は来た道を急いで戻っていた。
部室の前まで来て、ノックもなしに私は入った。
すると中では大和先輩と柊人先輩が2人でイヤホンをシェアして音楽を聞いていた。
その光景に思わず‥
「し‥失礼しました‥。」
と言って扉をしめてしまった。
扉を閉めてから‥
‥えっ?あの2人てそういう関係だったの?
仲、よさそうだなと思ってたけどまさか‥
いや、あの2人に限ってそんなことは‥
ガチャッ 扉が開いた。
「‥あ‥あのさ、俺と柊人先輩はそんな関係じゃないからね。たまたま、音楽聞いてただけだから‥。‥変な妄想しないでね?」
扉が開き中から大和先輩が恥ずかしそうに出てきた。
「あっ‥、ごめんなさい!やっぱり、違いますよね。」
「違うよー。まぁ、あの光景は勘違いしちゃうよね‥。‥てことで、お疲れさま。俺、帰るな。‥ヘッドホン、机に置いてあるから。じゃあ。」
そう言うと、大和先輩は逃げるように帰っていった。
「お疲れさまでした!」
そう言って、部室に目を戻すと中には柊人先輩がいた。
すると柊人先輩と目があった。
ドキッ
私は思わず目をそらしてしまった。
やばい‥。2人きりだ‥。緊張する‥。
そう思ってると柊人先輩が話しかけてきた。
「ねぇ、杉内さん‥イヤホンて持ってる?」
「‥‥えっ?い‥イヤホンですか?も‥持ってますよ。」
私はかばんからイヤホンを出そうとした。
「じゃあ、一緒に聞かない?」
バサッ!!!
その言葉を聞いた瞬間、イヤホンと一緒に中に入っていたノートも落ちてしまった。
‥先輩、今なんと?
「俺と聞くの嫌かな?」
先輩が優しい顔で微笑んでくる。
「い‥嫌じゃないです!!!私なんかが一緒に聞いてもいいんでしょうか!?」
「いいよ。‥一緒に聞こう。」
そう言って柊人先輩はイヤホンを受け取った。
‥なんか、いつもより目が輝いているような‥。
私はそんなことを思いつつ柊人先輩とイヤホンをシェアした。
「‥俺、イヤホン使うの初めてなんだ。」
意外なことを先輩は言った。
「そうなんですか!?‥私はずっと使ってるのかと思ってました‥。」
それで、イヤホンを‥
私は納得してしまった。
「後でさ、そのヘッドホンも使っていいかな?」
柊人先輩はヘッドホンを指さした。
「いいですよ!遠慮なく使ってください!」
「ありがとう。」
そう言ったきり会話がなくなってしまった。
私はさっきからずっと心臓がドキドキしていた。
‥この音、先輩には聞こえてないよね。落ち着け‥落ち着け私!
すると柊人先輩が口を開いた。
「‥‥書いてもいいよ。」
「‥‥‥‥えっ?」
一瞬、何のことを言われたかわからなかった。