先輩!小説の主人公になってください!
「えっ?柊人先輩作れるんですか?」
「楽勝だよ。ホームページの背景とか俺が決めていいの?」
「はい。お任せします。」
「了解。」
私は柊人先輩の意外な一面を聞いてしまい驚いていた。
「じゃあ‥後はテーマとかはみんなで決めるていうところですかね。あと‥みんなに最初お手本を見せて、チーム対抗のリレー小説にするとかもありますし、5チーム作って私達が入ってサポートしてあげること可能かと思います。」
「うん!それでいいと思う!他に何か意見ある人とかいる?」
「異論はありません。」
「よしっ!じゃあそれで文化祭の出し物が決まりました!!柊人先輩、ホームページ作りお願いします!」
部長の仕切りで文化祭の出し物については決まったのだった。
なんとか帰るまでに出し物が決まり何をするべきか方向性が決まった今、私達はそれに向かって進んでいくこととなった。
それから1泊2日の合宿が終わり、私は普通の日常へと戻って行った。
そして夏休みが終わり、また新しい季節がやって来ようとしていた。