まっすぐ。くるくる。
「優しすぎて友達どまりって感じかな?」

うう。
コレも当たってる。


健さんと一緒に仕事したの、つい最近なのに・・・
そんなにわかりやすいですかね?



引越しのトラックは、目的場所に着いた。
これから地獄が待っている。

健さんは肩をポキポキならし、さあ始めるかというように俺を見た。



「でもまあ。優しいって言うのは、一番の財産だよ。自信もちな」

青い制服の健さんは、笑顔でオレに言ってくれた。
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