可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!①


樹「ほら、來鍵だよ」


來「お!たっちゃんありがとう!!」


あたしはたっちゃんが投げた鍵を見事にキャッチした。


すると、たっちゃんはあたしの近くまで来て耳打ちで、、、


樹「男ばっかで大変だと思うから、奏を同じ部屋にしといたよ」


來「え!?ほんとに!?」


樹「シーッ!!!」


あたしが急に大きな声を出したから、みんなが一斉にこっちを見た。


や、やばいやばい。


ここで気付かれたらもう終わりだってば。
気をつけなきゃ。


樹「まぁ、頑張れよ?なんかあったら相談乗るから!」


來「うん!ありがとうたっちゃん♪」


ほんと、たっちゃんって普段はへら〜ってしてるのに急に真面目になるからなぁ〜〜


まぁ、そこがたっちゃんの良いところなのかもね(笑)



來「じゃあ、ばいばい!!!」


樹「おぅ!」



たっちゃんの返事を聞いて、あたし達は理事長室を後にした。


って、今気づいたんだけどみんなで行った意味ある!?



まぁ、いっか(笑)






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