可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!①
碧「実紅聞いてる?」
來「あ、うん。ちゃんと聞いてるよ。」
碧「で、足は?」
來「この通りでーす」
あたしは自分の包帯ぐるぐる巻きになってる足を碧にぃに見せた
碧「!!?これ…………」
來「1ヶ月くらいは治らないかも」
碧「実紅…………」
來「最後までちゃんとサッカーやりたかった。午後にあるドッヂボールも出たかった。みんなに迷惑しかかけてないよぉぉおおおお」
あたしはずっと我慢してた涙をついに碧にぃの前で爆発させた
碧「泣け。今は泣きたい分だけ泣けよ。お兄ちゃんが胸貸してあげるから。声出していっぱい泣け。」
來「うぅ……ヒック…………あ、碧にぃぃぃぃいいい」
あたしは気が済むまで碧にぃの胸を借りていっぱいいっぱい泣いたんだ。
ドアの前で奏が聞いていたとも知らずに…………