可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!①
ー残り時間1分30秒ー
内野に残ってるのは…………
來「僕と碧にぃだけか……」
みんなすごく頑張ったんだけど、やっぱり碧にぃは強くて……。
でも絶対に負けないんだから!!!
來「碧にぃ!!!」
ビュンッ
ヒュッ
碧「あっぶねぇ」
ちょーぎりぎりで交わされた。
來「なんで避けちゃうのぉぉおおおお」
碧「いやいや、避けないといけないゲームだからさ」
來「くそぉ!」
もう投げれる体力残ってないんだよ!
本当に今のが最後の力だったんだよ!!!
これで、碧にぃに投げられたらもう終わりだ。
だってもう足が…………。
空「來ちゃん!!!1人じゃないんだよ!!!僕達がいるから!!!」
舜「そうですよ!!!もう動けないくらい足を使ったんでしょう?大丈夫ですっ!ボールはこっちにありますから!!!」
理「俺が碧さん当てるから!!!」
みんな……。
そうじゃん、みんながいたからここまで来たんじゃん。
なに1人で勝手に終わりだとか考えてるんだろう……。