可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!①
ピピーッ
恭「そこまでだ!!!優勝は1-S!!!!!!」
來「やったああああああああああぁぁぁ」
そう、あの最後の1球で碧にぃを当てることが出来たんだ。
碧「來、お前にはやられたよ」
來「こっちだってもうボロボロだよ(笑)」
碧「ほら、おんぶしてやる」
來「え!?い、いいよ」
いきなり何を言い出すんだ。
打ちどころ悪かったのかな?
いやいや、でもちゃんとセーフなところに当てたから問題ないはず……。
碧「なにぶつぶつ言ってんの?もう足限界なんだろ?保健室行くぞ」
來「あぁ!!!そーゆうことね!」
碧「ほーら乗って?」
來「ありがとっ」
うわっ!碧にぃの背中って大きいんだなぁ。
それにあったかい。
空「來ちゃん!!!」
來「そら!!」
そらの一言でみんながあたしと碧にぃの所に来た。
げっ!?仁泣いてんじゃん……。
來「仁さん?なーに泣いてんの?」
仁「だって、優勝して……それで……來くんが……」
うん、何言いたいのかわかんないからスルーで(笑)
奏「來にぃ?足大丈夫じゃないよね?」
來「んー、捻挫が悪化したくらいだから大丈夫だよ」
奏「うぅ……。」
來「ほら、そんな泣きそうな顔しないで?」
それから、閉会式をやってあたしは保健室に行き、全治1ヶ月って言われたんだ。
怪我はしたけど楽しい球技大会だったから良かったかな?(笑)