青い空の下で泣く
『 …2年ぶり、かな。』
たどり着いたのは大切な人が埋まってる場所
目の前に立って、私は微笑む
『 ずっと来れなくてごめんね。
久しぶり。』
昔遊んでる時よく一緒に食べてたアップルパイをそっと供える
『 今朝ね、君との夢を見たよ。
あんまりいい夢じゃなかったけどね。(笑)』
返事など返ってこないと分かりきっているが一方的に私は喋りかける
幸せに浸ってる最中いきなりポケットに入っていたスマホが鳴った
『 ごめんね、電話きた。少し出てくるから待っててね』
そう言い背を向けてスマホの画面を確認する
うそ
もう来ないと思ってたのに