宮野さんはいつも困ってる
ナンパ1
明石くんのことを意識しないようにして次の日を過ごす。
午前中の勉強を終え、お昼がすんで一度、海に出たけれど、日焼け止めを忘れたことに気がついて、みんなと別れて葵ちゃんと宿に戻った。
あ、宿の前も砂浜だけど、海水浴場は少し離れてるんだ。
「塗ってからくればよかったんだけど。
カレー作り、熱中しちゃって」
「萌花、料理好きだもんね。
楽しみだよ、夜のカレー」
ふたりで話しながら歩く。
今日の晩ごはんはカレーなので、先に作成。
で、早めにごはんをすませて夜は肝試しの予定。
「ねーねー、海の家ってどっちー?」
突然、私たちの前に若い男の人二人組が立ちはだかった。
というか、海の家、見えてますよね……?
「あの、あそこにちょっと見えてる建物のところですけど?」
うわーっ、なんだかにやにや笑ってて感じ悪いなー。
午前中の勉強を終え、お昼がすんで一度、海に出たけれど、日焼け止めを忘れたことに気がついて、みんなと別れて葵ちゃんと宿に戻った。
あ、宿の前も砂浜だけど、海水浴場は少し離れてるんだ。
「塗ってからくればよかったんだけど。
カレー作り、熱中しちゃって」
「萌花、料理好きだもんね。
楽しみだよ、夜のカレー」
ふたりで話しながら歩く。
今日の晩ごはんはカレーなので、先に作成。
で、早めにごはんをすませて夜は肝試しの予定。
「ねーねー、海の家ってどっちー?」
突然、私たちの前に若い男の人二人組が立ちはだかった。
というか、海の家、見えてますよね……?
「あの、あそこにちょっと見えてる建物のところですけど?」
うわーっ、なんだかにやにや笑ってて感じ悪いなー。