宮野さんはいつも困ってる
ケーキ屋さん
夏休みも後半を迎え、明石くんと一緒に課題をすることになった。
いや、初めは葵ちゃんも入れて三人で、って話だった。
……だけど。
『ごめん!萌花。
マロンがおなか壊して。
心配だから行けないー。
萌花も心配だけど』
朝、突然かかってきた電話。
マロンっていうのは葵ちゃんが飼ってる、ミニチュアダックスフンド。
その子の具合が悪いとなると、やっぱり心配だよね。
「大丈夫?いいよ、こっちは気にしなくて」
『ごめんねー』
あやまり続ける葵ちゃんに苦笑いしながら電話を切る。
……と、いうことは明石くんとふたりで、なんだ。
明石くんとは旅行から、以前の距離に戻った。
といっても、学校が夏休みの現在、全然会ってないけど。
今日は、久し振りに会うわけで。
なんかちょっと、緊張する。
いや、初めは葵ちゃんも入れて三人で、って話だった。
……だけど。
『ごめん!萌花。
マロンがおなか壊して。
心配だから行けないー。
萌花も心配だけど』
朝、突然かかってきた電話。
マロンっていうのは葵ちゃんが飼ってる、ミニチュアダックスフンド。
その子の具合が悪いとなると、やっぱり心配だよね。
「大丈夫?いいよ、こっちは気にしなくて」
『ごめんねー』
あやまり続ける葵ちゃんに苦笑いしながら電話を切る。
……と、いうことは明石くんとふたりで、なんだ。
明石くんとは旅行から、以前の距離に戻った。
といっても、学校が夏休みの現在、全然会ってないけど。
今日は、久し振りに会うわけで。
なんかちょっと、緊張する。