宮野さんはいつも困ってる
抱きしめたい
ここ二日ほど倒れたのは、椛島先生が原因だってことだけは分かってる。
だから、いろいろ相談して、椛島先生の授業はしばらく欠席することにした。
その時間は図書室で自習ってことで。
「宮野、具合、どう?」
二回目倒れた翌々日、明石くんがわざわざ教室まで訪ねてきてくれた。
ちなみに倒れた次の日は学校を休んだ。
「うん。
もう大丈夫、だよ」
笑って答えると、明石くんがほっと息をつく。
……心配、させちゃったな。
あ、そういえば。
始業式の日、帰りに返事をするつもりで、そのままになってる。
「元気になったんならよかった。
あんまり無理、しないようにね」
「うん」
ぽん、明石くんの手が私のあたまにふれた。
それだけで嬉しくなる。
私は明石くんに恋してる。
間違いないと思う。
だから、いろいろ相談して、椛島先生の授業はしばらく欠席することにした。
その時間は図書室で自習ってことで。
「宮野、具合、どう?」
二回目倒れた翌々日、明石くんがわざわざ教室まで訪ねてきてくれた。
ちなみに倒れた次の日は学校を休んだ。
「うん。
もう大丈夫、だよ」
笑って答えると、明石くんがほっと息をつく。
……心配、させちゃったな。
あ、そういえば。
始業式の日、帰りに返事をするつもりで、そのままになってる。
「元気になったんならよかった。
あんまり無理、しないようにね」
「うん」
ぽん、明石くんの手が私のあたまにふれた。
それだけで嬉しくなる。
私は明石くんに恋してる。
間違いないと思う。