宮野さんはいつも困ってる
危機感
次の日も葵ちゃん……と明石くんと試験勉強。
「勝手に着いてきた」
葵ちゃんはそう云っていたが、実際はどうなんだか。
昨日、葵ちゃんの追求を必死ではぐらかしてたら、ナイスタイミングでお兄ちゃんが帰ってきてそれ以上聞かれることはなかったけど。
それで今日、明石と一緒なんて、なんか、ね。
「宮野の部屋ってなんか宮野って感じで可愛い」
「そ、そかな」
にっこりと笑った明石くんに頬に熱が上がっていく。
ピンクと白を基調にした私の部屋。
お兄ちゃんが「おみやげ」っていつもぬいぐるみをくれるから、部屋中にあふれてる。
ちょっと子供っぽくないかな、って最近はっちょっと悩みなんだけど。
そんなふうに云われると、ちょっと嬉しい。
「もえかー、ここわかんない。
教えてー」
「勝手に着いてきた」
葵ちゃんはそう云っていたが、実際はどうなんだか。
昨日、葵ちゃんの追求を必死ではぐらかしてたら、ナイスタイミングでお兄ちゃんが帰ってきてそれ以上聞かれることはなかったけど。
それで今日、明石と一緒なんて、なんか、ね。
「宮野の部屋ってなんか宮野って感じで可愛い」
「そ、そかな」
にっこりと笑った明石くんに頬に熱が上がっていく。
ピンクと白を基調にした私の部屋。
お兄ちゃんが「おみやげ」っていつもぬいぐるみをくれるから、部屋中にあふれてる。
ちょっと子供っぽくないかな、って最近はっちょっと悩みなんだけど。
そんなふうに云われると、ちょっと嬉しい。
「もえかー、ここわかんない。
教えてー」