魔女ときどき高校生
2人は先程までの喫茶店ではなく大通りにいた。
ローブを着ている人が沢山いる大通りに…

「相変わらずここは沢山いるよね。」

[ここが日本の魔法界で1番賑わっているところだからな。
実際なんでも揃うし。
おら、早くしないと遅刻すんぞ。]

「そうだね。
ここは休みの日に見るね。
今からは授業を頑張るぞ〜w」

2人は大通りを抜けて学校の前まで来ていた。

「おっはよ〜、美咲!
今日もかわいいわね〜w」

「おはよう、夏希!
私ブスではないけど、決して可愛くはないからね。
もー、会って毎回言わないでよw
ってもうおはようの時間帯じゃないよねw」

「えー、だって美咲はかわいいじゃん。
美咲、あんたはなんかふわふわしててかわいいんだよw

んー、まぁそうだけど学校来て初めて会ったらおはようじゃない⁇」

「美咲は私から見てもかわいいと思うわ。
それと夜間だからそこら辺の違和感はしょうがないわね。
あ、おはよう2人とも。」

「おはよう〜」

「玲、おはよう!
もー、玲まだ言う。
なんかかわいいって言われるの嬉しいけどムズムズするし恥ずかしい///
ってか玲こそ超美人じゃん!」

「フッ
私はそこら辺最大限活用してるから褒めなくても結構よw」

「玲、自分で言っちゃうんだ…w」

「ねね、あたしわ〜⁇
美人⁇かわいい⁇」

「う〜ん、夏希はなんか向日葵っぽい!」

「え、それ全然返事になってないから。
ってか向日葵っぽいってどんなんだよw」

「ま、底抜けに明るい馬鹿ってことよ。」

「玲様ひどい……ぐすんw」

「こんなところに濡れ雑巾が……あら、泣いている夏希だったわ。」

「うわ〜ん、玲が意地悪言うよ〜。」

「夏希、私に抱きつかれてもw」

と、いう風にいつものように仲良し魔女3人組は会話に華をさかせていた。

[あの3人が集まるとさわがしいな。]

[本当に3人ともお喋りが好きね。]

[授業に遅れんかったらエエねんけどなw]

仲良し魔女3人組の使い魔達もそれぞれ話していた。

[玲、準備せな先生来んで。]

「そうだったわね。
ありがとう、ミント。」

関西弁の三毛猫は玲の使い魔のベル。
その隣にロシアンブルーの夏希の使い魔甘夏がいる。
玲とベルの会話から美咲と夏希も1限目の準備を始めた。
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