3度目のFirst Kiss
素直になれないほんとの気持ち
公園に着くと、自販機でペットボトルのお茶を買って、二人並んでベンチに座った。
もうドギマギして何を話せばいいのか分からない。
確かに、中学生みたいだと自分でも思う。
「彩華さんと公園デートができるなんて思ってなかった。俺、今、すごい緊張してます。中学生の初デートぐらい。」
生田君が私を『彩華さん』と呼んだ。
緊張していると言いながら、さりげなさ過ぎて驚く。
「あの話聞いてもらっていいですか。」
「はい。」
「実は、俺、3年前からずっと片想いしてる人がいるんです。でも、その人が超天然で、俺の気持ちに全然気付いてくれなくて・・・。」
「あの、生田君。恋愛相談相談なら、相手間違ってるよ。私なんかに聞いても、全然、参考にならないと思う。」
「だから、そういうところです。」
「えっ?」
「俺の片想いの相手はあなたです。」
「だって、3年間って。彼女のことじゃないの?」
「俺には彼女なんていないし、俺は入社した3年前からずっと彩華さんが好きだった。」
私は夢を見ているのか。
「本気?夢じゃない?」
「冗談な訳ないでしょ。それに今は現実です。」
「そっか、ごめん。」
「いや、謝るところじゃないし。何か、やっぱり調子狂います。俺、真剣なんですけど。」
「ごめん。」
「いや、そうじゃなくて。」
もうドギマギして何を話せばいいのか分からない。
確かに、中学生みたいだと自分でも思う。
「彩華さんと公園デートができるなんて思ってなかった。俺、今、すごい緊張してます。中学生の初デートぐらい。」
生田君が私を『彩華さん』と呼んだ。
緊張していると言いながら、さりげなさ過ぎて驚く。
「あの話聞いてもらっていいですか。」
「はい。」
「実は、俺、3年前からずっと片想いしてる人がいるんです。でも、その人が超天然で、俺の気持ちに全然気付いてくれなくて・・・。」
「あの、生田君。恋愛相談相談なら、相手間違ってるよ。私なんかに聞いても、全然、参考にならないと思う。」
「だから、そういうところです。」
「えっ?」
「俺の片想いの相手はあなたです。」
「だって、3年間って。彼女のことじゃないの?」
「俺には彼女なんていないし、俺は入社した3年前からずっと彩華さんが好きだった。」
私は夢を見ているのか。
「本気?夢じゃない?」
「冗談な訳ないでしょ。それに今は現実です。」
「そっか、ごめん。」
「いや、謝るところじゃないし。何か、やっぱり調子狂います。俺、真剣なんですけど。」
「ごめん。」
「いや、そうじゃなくて。」