3度目のFirst Kiss
私は、まだフラフラしている奈緒子を抱えながら、
タクシーに乗り込み、奈緒子の住所を運転手さんに
伝えた。
タクシーに乗り込むと、奈緒子はまた静かに眠り始めた。私は、そっと彼女に方を貸す。
このままじゃ、明後日からのイベントなんて到底無理だ。
奈緒子の家のまで着くと、私も一緒に降りて、彼女の鞄から鍵を取り出して家に入る。
奈緒子の部屋には何度か泊まりに来たこともあるので、大体の部屋の様子も分かっている。
彼女を取り敢えずベットへ運び、着ていたスーツを
脱がせてあげた。
奈緒子の華奢な身体があらわになる。
女同士なのに、何だかドキドキする行為だ。
でも、こんな華奢な体なのに、どこからあのパワーが溢れているんだろう。
奈緒子の彼氏の矢沢さんも、奈緒子より3歳歳上で私も会ったことがあるけど、いつも優しくてとても紳士的な人だ。