3度目のFirst Kiss
デスクに戻ると、夕方の4時近くになっていたけど、今日中に終わらせたい1課の仕事は、必ず済ませなければ。
そこで、川口さんに社内チャットを打つ。
「5時頃からは、川口さんの仕事を手伝えると思うけど、大丈夫かな?場合によっては残業になるかもしれないけど。」
「ありがとうございます。本当に助かります。私は、何時まででも残業できます。」
川口さんと二人で準備に必死になっていたら、生田君が出先から帰って来た。
「お疲れ様です。」
女子社員達が、いつもより高い声で、挨拶してる。
その存在だけで、場所の空気を変えられる生田君は、
やっぱり凄いと思う。
彼は、彼女達に爽やかな笑顔で返事をすると、私たちの元へ真っ直ぐに近付いて来た。
「遅くなって、すみません。準備の方、どうですか?僕、何から手伝いましょうか?」
正に、救世主の登場だ。
しかも、生田君には、今まで無関心だった援軍が付いて来る。
「じゃあ、この送り状に送り先を記入してもらえる?」
「はい、了解です。」
生田君が送り状の束を持って、自分のデスクに戻ると、早速、一人の援軍が彼に近付いて行く。
「生田さん、私でも手伝えることはありますか?」
予想通りの展開。
「ありがとう、じゃあ、この送り状をお願いしてもいい?あっ、復路の分も作ってくれると、助かるんだけど、いいかな?」
「もちろんです!」
私は川口さんと目を合わせて、苦笑いするしかなかった。
でも、今は、手伝ってもらえるだけ有難い。
おかげで、展示会の準備もスムーズに終わった。
そこで、川口さんに社内チャットを打つ。
「5時頃からは、川口さんの仕事を手伝えると思うけど、大丈夫かな?場合によっては残業になるかもしれないけど。」
「ありがとうございます。本当に助かります。私は、何時まででも残業できます。」
川口さんと二人で準備に必死になっていたら、生田君が出先から帰って来た。
「お疲れ様です。」
女子社員達が、いつもより高い声で、挨拶してる。
その存在だけで、場所の空気を変えられる生田君は、
やっぱり凄いと思う。
彼は、彼女達に爽やかな笑顔で返事をすると、私たちの元へ真っ直ぐに近付いて来た。
「遅くなって、すみません。準備の方、どうですか?僕、何から手伝いましょうか?」
正に、救世主の登場だ。
しかも、生田君には、今まで無関心だった援軍が付いて来る。
「じゃあ、この送り状に送り先を記入してもらえる?」
「はい、了解です。」
生田君が送り状の束を持って、自分のデスクに戻ると、早速、一人の援軍が彼に近付いて行く。
「生田さん、私でも手伝えることはありますか?」
予想通りの展開。
「ありがとう、じゃあ、この送り状をお願いしてもいい?あっ、復路の分も作ってくれると、助かるんだけど、いいかな?」
「もちろんです!」
私は川口さんと目を合わせて、苦笑いするしかなかった。
でも、今は、手伝ってもらえるだけ有難い。
おかげで、展示会の準備もスムーズに終わった。