恋のシャッター


そしてみんな揃った所で、乾杯をする。



「かんぱ~い!メリークリスマ―ス」



未成年な私達はジュースで乾杯し、みんなが持ってきた食事に手をつけ始めた。



ケーキを食べたり、ピザを食べたり、合間にゲームもしたりする中、意外と楽しい時間が経つ。


「あ~ヤバイ、もうジュースがないよ―?」



「お―い実夕、ジュースの在庫ないのかよ~?」


「え―?もう…ないわよ」



すると南先輩が立ち上がった。



「じゃあ俺が買って来る」



「えっ?……南先輩」



「悪いなぁ~南、ヨロシク~」



南先輩はそのままリビングを出てった。



すると聖花先輩が私に近寄ってきた。



「ねぇ実夕ちゃん、南はここら辺詳しくないから実夕ちゃんついて行ってよ」



「えっ?あ―…確かに、分かりました、私も行って来ます」



聖花先輩にそう言われ、私もリビングを出ようとすると、



「待てよ!実夕っ」



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