恋のシャッター

勇斗はテーブルに座り、ご飯を食べ始めた。



心なしか、やっぱり食べる量が多くなった気がする。



私がチラッとソファーから勇斗を見ると、食べ物を口に運ぼうとした勇斗と目が合った。



「……っ！」



すぐに視線をそらすと、勇斗が口を開く。



「何だよ？何か言いたいことでもあるのか？」



「えっ？……それは…」



私はまだ勇斗に聞けてない、どうして部に入ることを決めたのか…。



「……あのさっ」



私がそう言いかけた時、勇斗が何かを思いついたかのように言ってきた。



「あっ、そうだ！おまえ今からヒマ？」



「はっ？今から…って？」