恋のシャッター


「ふぃ~疲れたぁ―…そろそろ帰るか?」



「あ―…うん」



勇斗は最後に、きれいにシュートを決めるとボールを拭きながら歩きだした。



それにしてもやっぱり…うまかったなコイツ。



ほとんどのシュート入ってたし、まぁでも…これぐらい部員なら当たり前なのかも。



それに…小学生の時なら、拓真の方が上手かったし。



あの頃はよく見てたな…拓真がいたから。



帰り道、私は色んな事を思い出していた。




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