元カノがめんどくさい
それから、半月ほど経ったある日。
「またフラれたのっ!?」
この前の別れを、話の流れでカミングアウトした僕に…
「もぉ〜、何人目ぇ?
なにやってんの蓮斗」
小バカにしたようにそう続けて、呆れる元カノ。
いや、誰のせいだと思ってるんだよ!
「ええっ?なんか言ったぁ?」
「ええっ!?
言ってないよっ、何もっ…」
びっくりした。
とうとう心の声まで聞こえるようになったのかと思ったよ…
「てか理由はっ?
なにが原因っ?」
「えっ、いや…
いつものごとく、よくわかんないけど…
まぁ、ケンカしちゃってさ…」
キミのせいには出来ない。
だってほんとはキミのせいじゃない…
キミを優先したのは僕だから。
「ふーん…
まっ、女の子は難しいからね〜」
キミを筆頭にね…
「てゆうか、喜んでない?」
心なしか、その声が弾んでる。
「んん〜、若干っ?
だって蓮斗がフリーだと心置きなく相談出来るんだもん」
いや、フリーじゃなくても心置きなく相談してたよねえ!?
まぁいいけど…
って、よくないか。
「またフラれたのっ!?」
この前の別れを、話の流れでカミングアウトした僕に…
「もぉ〜、何人目ぇ?
なにやってんの蓮斗」
小バカにしたようにそう続けて、呆れる元カノ。
いや、誰のせいだと思ってるんだよ!
「ええっ?なんか言ったぁ?」
「ええっ!?
言ってないよっ、何もっ…」
びっくりした。
とうとう心の声まで聞こえるようになったのかと思ったよ…
「てか理由はっ?
なにが原因っ?」
「えっ、いや…
いつものごとく、よくわかんないけど…
まぁ、ケンカしちゃってさ…」
キミのせいには出来ない。
だってほんとはキミのせいじゃない…
キミを優先したのは僕だから。
「ふーん…
まっ、女の子は難しいからね〜」
キミを筆頭にね…
「てゆうか、喜んでない?」
心なしか、その声が弾んでる。
「んん〜、若干っ?
だって蓮斗がフリーだと心置きなく相談出来るんだもん」
いや、フリーじゃなくても心置きなく相談してたよねえ!?
まぁいいけど…
って、よくないか。