元カノがめんどくさい
ふう、と困惑の息をもらすと…
とりあえずその場に座って、寝顔を眺めた。
ー「肝心な時だと、嫌でも断れないじゃん?」ー
まったくキミは…
変なトコでいじらしいんだから。
あ、手が勝手に…
思わず頭を撫でてしまった!
しかもなんだか止められないっ…
いや、どんな引力!?
「ん…、んんっ…」
そこで本庄さんが、目覚めた気配。
とっさに僕は、熱いものでも触ったかのようにその手を跳ね除けた。
「お、おはよっ、雑炊出来てるよっ?」
いや、夜だけどね…
焦った自分に自らつっこむ。
「…おそーい。
いただきまぁす…」
と、鼻水をズビズビすすりながら…
病気のせいか寝ぼけてるのか、いまいちローテンションで雑炊を口にする。
あったかいそれは、ますます鼻水を誘ってて…
見てるこっちがやきもきする。
「はい、鼻かんでっ?」
すすったタイミングを狙って。
片手で後頭部を支えて、もう片手で鼻にティッシュを当てると…
とりあえずその場に座って、寝顔を眺めた。
ー「肝心な時だと、嫌でも断れないじゃん?」ー
まったくキミは…
変なトコでいじらしいんだから。
あ、手が勝手に…
思わず頭を撫でてしまった!
しかもなんだか止められないっ…
いや、どんな引力!?
「ん…、んんっ…」
そこで本庄さんが、目覚めた気配。
とっさに僕は、熱いものでも触ったかのようにその手を跳ね除けた。
「お、おはよっ、雑炊出来てるよっ?」
いや、夜だけどね…
焦った自分に自らつっこむ。
「…おそーい。
いただきまぁす…」
と、鼻水をズビズビすすりながら…
病気のせいか寝ぼけてるのか、いまいちローテンションで雑炊を口にする。
あったかいそれは、ますます鼻水を誘ってて…
見てるこっちがやきもきする。
「はい、鼻かんでっ?」
すすったタイミングを狙って。
片手で後頭部を支えて、もう片手で鼻にティッシュを当てると…