幽霊探偵
「はい、一応言いますが山口九郎さんと品川二郎さんです」と衛都が言う

「分かりました。教えて下さってありがとうございます」と社長が頭を下げる

「九郎と二郎を呼んできましょう」と社長が頭を上げる

「それは困るので私達が入るまで知らなかった事にしてください」と衛都が困った顔になる

「分かりました。それならそうさせて居ただきます」と社長が椅子に腰をかける

「失礼しました」と衛都が言ってドアから出た

「栄二、いいよ」と衛都が携帯電話を取り出して栄二に電話をかける

「おせんだ。役立たず早く降りてこい」と電話の向こうから聞こえる

「ったく。人ずかいが荒いだから。栄二は」と衛都が小さな声でつぶやきながら携帯電話を切る

「来たかぁ役立たず」栄二が近寄る。衛都を見る

「あ、山口九郎さんだぁ」と衛都が言うと九郎が築いて逃げる

「役立たずがぁお前は二郎の方を捕まえろ。分かったなぁ」と栄二が怒鳴って九郎を追いかける

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