幽霊探偵
「栄二も手伝ってよ。この報告書今日中にまとめて局長(加藤)に出さないといけないだよ」衛都が半泣きで栄二の腕を掴んでいる

「ふざけなぁ。お前が受けた依頼は自分でやれ、俺には関係ねぇだろうが」タバコに火を付ける

「なんで栄二だってやったじゃん…依頼受けたじゃん…途中までだけど…」衛都が栄二に近寄り栄二のタバコを取り上げ灰皿に押し消した

栄二がタバコを取り出そとしたが呆れた顔でタバコを箱にしまう

「わかったやってやるから貨しやがれ役立たずが」栄二が報告書を取り上げる

「ありがとう。栄二」と言うと衛都が栄二に抱きつく

「その代わりコーヒーを買ってこい」と衛都に言う

「は~い。ブラックで良いの~」と衛都が探偵局から出て行く

「はぁ、あの猫はどこに行きやがったんだ」と栄二がため息を吐く

「栄二、大変だよ」と衛都が扉を開けてすごい勢いで近寄る

「なんだ。役立たずがうるせいなぁもう買って来たのかぁ」と栄二が衛都を見る

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