増えた記念日
テーマパークやキャラクターが好きだと話すと女の人はは共感してくれる人が多いけど、男の人だと引かれることもある。
篠沢さんはどっちだろう?
私は窺うように見ながら、返事をした。
「はい。月に1度は必ず行っています。多いときは3回行くときもあったりします」
「そんなに? へー、すごいねー」
引かれたかな……。
「俺、子供の頃しか行ったことないんだけど、クリスマスはやっぱり楽しいの?」
「はい。一年で一番キラキラしている時期で楽しいし、夜のイルミネーションは綺麗でロマンチックなんですよ」
「へー、そんなにも綺麗なんだ。遠野さんは彼氏とそこでデートするの?」
「えっ? デート?」
篠沢さんは楽しそうにうんうんと頷く。
クリスマスデート出来たら、最高だけどそんな相手は悲しいことにいない。
「いえ、友達と行くか一人で行くかです」
寂しい返事は声が小さくなる。
「彼氏いないの?」
「はい……」
どんどん声が小さくなる。
「だったらさ」
「篠沢ー。ミーティング始めるぞ」
「はい! 行きます!」
篠沢さんはどっちだろう?
私は窺うように見ながら、返事をした。
「はい。月に1度は必ず行っています。多いときは3回行くときもあったりします」
「そんなに? へー、すごいねー」
引かれたかな……。
「俺、子供の頃しか行ったことないんだけど、クリスマスはやっぱり楽しいの?」
「はい。一年で一番キラキラしている時期で楽しいし、夜のイルミネーションは綺麗でロマンチックなんですよ」
「へー、そんなにも綺麗なんだ。遠野さんは彼氏とそこでデートするの?」
「えっ? デート?」
篠沢さんは楽しそうにうんうんと頷く。
クリスマスデート出来たら、最高だけどそんな相手は悲しいことにいない。
「いえ、友達と行くか一人で行くかです」
寂しい返事は声が小さくなる。
「彼氏いないの?」
「はい……」
どんどん声が小さくなる。
「だったらさ」
「篠沢ー。ミーティング始めるぞ」
「はい! 行きます!」