ベル姫様と溺愛ナイト様
「ん……? あ、ベル……?」

「おねぇ、朝だよ?」

目をこすりながらキョロキョロと辺りを見渡して、ハッとした顔をするジェミロ。

「うっわ! 呑みすぎた!
おいメロゥ! 朝だ、朝!」

ちっくしょ、カウンターで寝ちまったか。
尻が痛い……。
ジェミロはぶつぶつ呟きながら、隣のメロゥをたたき起こした。

メロゥもぱちりと目を開けた。
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