ベル姫様と溺愛ナイト様
「さ、ベル急いで看板出して来てくれ。
今日も元気に開店だ。
レイ、さっさとエプロンして開店準備だ。
メロゥ、掃除!」

「え。俺も?」

メロゥはこの店で働いてはいない上に、今日は久しぶりの休みなのに、レイに振り回されていた。
それからの掃除命令。
なんだか悲しい……。
メロゥの休日は潰れまくっている。

「緊急事態だから、頼むって」

「仕方ねぇな」

皆、ジェミロの号令で動き出した。
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