ベル姫様と溺愛ナイト様
注文の入っている料理を盛りつけながら、興味無さげにジェミロは女に言葉を返した。
「確かにベルちゃんは可愛いけど。
そこは、大人の女の色気で、ねぇ?」
「剣先を向けられないように気をつけろよ~。
あいつ、見境なしに剣抜きやがるからな」
ジェミロは軽口をたたいて、盛り付けを終えて空いた片手をひらひらと振った。
女は揚々と席を立ち、カウンターの一番奥の席に座る男の横に佇む。
「お隣、良いかしら? 色男さん?」
「断る」
「そんなこと言わないで~。
奢って欲しいなんて思ってないし、お店をでて二人で遊んだっていいのよ?
ね? どうかしら?」
「ベル姫以外の女性に興味はない」
そっけない態度をものともせず、女は彼の横に腰をかけた。
青年にしなだれかかり、胸を押し付ける。
「確かにベルちゃんは可愛いけど。
そこは、大人の女の色気で、ねぇ?」
「剣先を向けられないように気をつけろよ~。
あいつ、見境なしに剣抜きやがるからな」
ジェミロは軽口をたたいて、盛り付けを終えて空いた片手をひらひらと振った。
女は揚々と席を立ち、カウンターの一番奥の席に座る男の横に佇む。
「お隣、良いかしら? 色男さん?」
「断る」
「そんなこと言わないで~。
奢って欲しいなんて思ってないし、お店をでて二人で遊んだっていいのよ?
ね? どうかしら?」
「ベル姫以外の女性に興味はない」
そっけない態度をものともせず、女は彼の横に腰をかけた。
青年にしなだれかかり、胸を押し付ける。