ベル姫様と溺愛ナイト様
「なぁ、ツインの部屋借してもらって、そこにもうひとり呼んだら、ダメか……?」
「はぁ?! 何だ? 突然?」
「一緒に姫を探す旅をしていた奴がいるんだが……。
姫との再会が嬉しすぎて、今の今まで忘れてた」
なんでもないかのように言い放つレイの口ぶりに、ジェミロは呆気にとられた。
「……旅の相棒忘れるなよ……。
そいつが不憫でならない。
で。そいつはどこだ?」
「手分けして姫を探してて、今日……あ、もう昨日か。
夜、宿を取る前に町の入口の公園で落ち合うことになってたんだが……。
どうしてるんだろう、あいつ。
宿でもとったか、それとももしや昨夜からずっと公園にいたりしたら……。
少し笑えるな」
「はぁ?! 何だ? 突然?」
「一緒に姫を探す旅をしていた奴がいるんだが……。
姫との再会が嬉しすぎて、今の今まで忘れてた」
なんでもないかのように言い放つレイの口ぶりに、ジェミロは呆気にとられた。
「……旅の相棒忘れるなよ……。
そいつが不憫でならない。
で。そいつはどこだ?」
「手分けして姫を探してて、今日……あ、もう昨日か。
夜、宿を取る前に町の入口の公園で落ち合うことになってたんだが……。
どうしてるんだろう、あいつ。
宿でもとったか、それとももしや昨夜からずっと公園にいたりしたら……。
少し笑えるな」