雨の日のシロ
センリとこのおかしな関係を持ってから早一年…。


初めてセンリとの関係が進んだ気がした。


センリに想いを告げよう。


振られたって構わない。


だって大好きなんだもん。この気持ちはもう止まらない。


わたしは深呼吸して携帯に文字を打ち始めた。


《さっきはありがとう。だいぶ身体がラクになりました。お礼をしたいのでセンリの都合の良い日に会いたいです》


ドキドキして、まるで初恋のように浮かれて、汗ばむ手でなんとか送信ボタンを押した。
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