冷姫〜冷たいお姫様〜
そして、湊が私に近づく。



ギュッ



湊に抱きしめられる。



「心和ありがとう。心和と出会わなかったらこんな気持ちになれていなかった。」



そして、私を離す。



私の目を見てこう言った。



「俺は心和のことが好きになった。今回みたいな形じゃなくて、もっと正々堂々と心和を奪うよ。」



湊の顔はスッキリとした顔をしていた。
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