アンティークドール
「ん…?待てよ?俺が手伝うってことはあの服を着なきゃいけないのか?」
俺と目が合ったユージはドレスをピラッと翻して笑った
「可愛いだろ?」
待て待て待て
俺は女装をしなければならないのか?
あんな…一生お婿にいけないような恥ずかしい格好でか??
気付けば周りには、ニヤニヤ笑っている女子が数名たかっていた
「……~~っ」
「私たち、満君のドレス姿みたいな」
「そうそう、あのクールな【満君】が着るんだからね」
「ふふふふ♪強請連行♪♪」
星麗那が俺を掴むのを初め、ワラワラと女子たちが俺の手を掴んでいった
「い…いやだぁっ!!!?」