アンティークドール



「満!満!!」


星麗那の声で我にかえる


「あ…何?」


「あ…何?じゃないわよ?今すっごい顔して天井睨んでたでしょ?」


そうか…今は休み時間だった



朝の出来事をリアルに思い出していて、現実をみてなかった



「ゴメン…ちょっと思い出しちゃって」


「…たしかに…あれは酷かったけど、今は謎解きに集中しなきゃ……」


星麗那のその言葉になぜかイラッとして、俺は怒鳴りつける






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