アンティークドール
「バーカ!そんな事言ってんじゃねーよ!たまには気分晴らしたらどうだ?」
「そう…だな」
俺は星麗那と目を合わせて、うんうんとうなずいた
「じゃあ、カフェとかやっちゃう?」
「あーね、それなら先生たちも気軽によれるし、生き抜きになるな」
ユージが納得したように話す
「カフェで決まり?」
「ただのカフェじゃつまんねーぜ?」
ユージがニヤニヤ笑いながら言う
「どういういみ?」
星麗那が不思議そうに、そしていやな気配を感じたかのような複雑な顔をする
「女子は男装、男子は女装だ」
「………ユージらしい考えをどうもありがとうございます」
俺はどーにもいえない表情でかっかっかと高笑いするユージを見つめた