完璧生徒会長様の憂鬱。











私の処遇に対し先ほどまで目がハートだったお嬢様方も申し訳なそうに頭をさげ「はい、分かりました、会長」とこの一言。




だが、コイツだけは違った。







「えぇー。これのどこが異性不純交際なの?野球拳してただけなのに。遊びじゃんか、あ・そ・び」






佐伯だけは納得いかないと言った感じで可愛らしく頬を膨らませ、私の処遇に対して文句を言ってきたのだ。








「男女で肌を露出させる遊びなんて充分異性不純交際だと思うけど」





「でも交際までしてないしー」





「あのね、交際って言うのはね、ここでの意味は付き合うまではいかなくても、関わりとかであって……」





「ふーん。じゃあ、どんなのか教えてよ」








私が冷たく佐伯に正論を突きつければ佐伯もそれに負けじと甘い笑顔で持論を私に突きつける。






あぁ、もう!!


ああ言えばこう言う!!





てか、不純なとこは否定しないのね!!認めるのね!!













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