QUEEN of the JOKER
「女の子相手にこれは卑怯じゃない?」
「いいから黙って入れよ!」
「痛い目見たくなきゃあな?」
ヒヒッ…と男共は笑うとその武器を下ろすことなく、あたしに詰め寄る。
「1つ聞きたいんだけど、他の青道の生徒に手を出したのもあんたら?」
「あぁ、あいつら簡単に口を割ってくれてよ。お前も捨てられたもんだな!」
…いや、拾われた覚えもないし。
「…JOKERはもうない」
「あ?」
「…けど、あたしはその精神を忘れたわけじゃない」
『守るものがあろうがなかろうが、喧嘩っつーのは自分の拳で盾を立てるもんなんだぜ」
『──────・・・それが剣龍の掟だ』
剣龍は自分達の族の精神に従って動くだけ。
それならあたしも、自分の精神に従って動く。
『俺達JOKERは、卑怯なやり方は許さねぇ。
自分の蹴りと拳で目の前の敵と戦え。
ただし、無力に手を加えるな。俺達が手を加えていいのは────・・・
弱きに手を下す負け犬共だけだ!!
それが俺らのやり方よ!!』
JOKERの掟は─────・・・
──────────・・・あたしの掟。
「いいから黙って入れよ!」
「痛い目見たくなきゃあな?」
ヒヒッ…と男共は笑うとその武器を下ろすことなく、あたしに詰め寄る。
「1つ聞きたいんだけど、他の青道の生徒に手を出したのもあんたら?」
「あぁ、あいつら簡単に口を割ってくれてよ。お前も捨てられたもんだな!」
…いや、拾われた覚えもないし。
「…JOKERはもうない」
「あ?」
「…けど、あたしはその精神を忘れたわけじゃない」
『守るものがあろうがなかろうが、喧嘩っつーのは自分の拳で盾を立てるもんなんだぜ」
『──────・・・それが剣龍の掟だ』
剣龍は自分達の族の精神に従って動くだけ。
それならあたしも、自分の精神に従って動く。
『俺達JOKERは、卑怯なやり方は許さねぇ。
自分の蹴りと拳で目の前の敵と戦え。
ただし、無力に手を加えるな。俺達が手を加えていいのは────・・・
弱きに手を下す負け犬共だけだ!!
それが俺らのやり方よ!!』
JOKERの掟は─────・・・
──────────・・・あたしの掟。