白い雪が降り積もるように
誘拐した甥達を殺すために監禁した彼だったが、予想外な展開に陥る。
二人を誘拐する際、彼自身と友人の姿が監視カメラに映ってしまっていたのだ。
友人の顔は映っていないものの、彼の顔はしっかり映っていたようですぐさまに居場所を突き止められてしまう。
友人は妻子ある身であったせいか迷惑をかけることになるとパニックになり、誤って脅しに使っていた銃を発砲してしまった。
その弾は甥の片割れを庇った片割れの胸を貫通。
ある意味で計画を成し遂げられた蓬條圭二は甥達をその場に残し、友人と共に逃亡。
間もなくして到着した警察が二人を保護したとき、銃で撃たれた片割れは瀕死の状態だった。