白い雪が降り積もるように


それと同時に憎くて堪らない。



抱き締めてくれる温もりも。




「冬雪」



私を愛おしそうに呼ぶその声も全てが……。




この世の誰よりも愛している彼が憎くて堪らない。





殺したいくらいに──。










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