恋愛ゲーム ‐ 生徒会長の狙いは私 ‐
*second*

カボチャの馬車に揺られて

side ヒメ



「生徒会インタビュー?」



生徒会に入って数週間がたった。
今日の仕事を教えてくれたのは、赤髪のチャラい副会長ミユキくん。今日もカメラを抱えていた。



「うん☆その様子だと会長から聞いてないみたいだね~」



「隣の空き教室で寝てないで私に説明するべきでしょ、あの人…」



「あははっ、とりあえず気をつけないとね。
なんたってあの新聞部の校内新聞だしww」



「あー…」



ミユキの言葉に思わず嫌そうな声をあげてしまう。
その様子を見ていたユウとシュウくんが不思議そうな顔をする。
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