恋愛ゲーム ‐ 生徒会長の狙いは私 ‐
コンコンコン



騒がしい私達の間に聞こえてきたノックの音。


き、来たな新聞部…!

私達が思わずお互い視線を合わせて頷くと、代表としてミユキくんが返事をした。



「どうぞ~」



「失礼します、新聞部です!
今日はインタビューの依頼を受けてくださりありがとうございます!」



すぐに現れたのは明るそうな女子生徒。
ニコニコ笑みを浮かべているけれど、両手にメモ帳とペンを装備していて、いつでも書き込めるように準備されていた。


一瞬の隙も逃がさないとばかりのこの姿勢。
新聞部恐ろしい…。
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